別人になる方法(オンライン限定)
前回の続き。 役割ごとのアカウントを作ったとして、どう運用しているかを紹介します。
アカウントをつくる
まずはメールアドレスを作ります。サービスはまぁなんでもいいです。 Googleカレンダーで同期したいなら全てGmailでもいいですし、Yahooメールのセーフティ―アドレス機能も便利ですね。
メールアドレスを作ったら、アカウントごとに必要なツール(ソフトウェア)のユーザー登録や、購読しているメルマガなんかを、それぞれのメールアドレスに登録変更。
もしあなたがツイ廃でしたら、ついでにTwitterアカウントも作っちゃいましょう。 各テーマごとのクラスタをフォローすれば、情報収集もしやすいです。
ブラウザ
世間にはブラウザが溢れています。 複数インストールしてブラウザを使い分けると捗ります。 PCとスマホの連携機能があるものがオススメです。
- メイン:Google Chrome (機能と拡張アプリとUIを総合すると、私はChrome派です)
- サブアカ1:Firefox (これをやってみて、初めてFirefoxの便利さがわかりました)
- サブアカ2:Opera (好きなんだけど機能的には今ひとつ)
- サブアカ3:Brave (スマホとPCの連携機能は今はない。今後実装される?)
- サブアカ4:Dolphin Browser (スマホのみ)
ブラウザを使い分けるメリットとしては、ブックマークやサイトごとのパスワード管理がしやすいこと。 いちいちメールアドレスを切り替えることが手間なので。
特にブラウザからTwitterを見るなら、これは必須。 ブラウザごとにログイン状態をキープするアカウントを決めることで、ツイートの読み書きが便利になります。 1つのブラウザだけを使っていると、いちいちアカウントを切り替える(ログアウト→ログイン)のが不便なのです。
ただし、私は、最終的には(ローカルでは)1つのパスワードマネージャーを使っています。
ブラウザを切り替えたところで、IPアドレスは変わらないので、そこはご注意を。
クラウドストレージ
アカウントごとの関連ファイルはクラウドストレージへ。 わざわざサービスを分けなくても、1つのサービスだけ使ってフォルダ分けしてもいいと思います。 必要な容量次第ですかね。
- メイン:Dropbox
- サブアカ1:Google Drive
- サブアカ2:Amazon Drive
- サブアカ3:OneDrive
- サブアカ4:(使ってない)
複数のサービスを使うなら、全てのフォルダ構成を揃えることをオススメします。 私の基本フォルダ構成は以下。多少アレンジしますが、基本はこれです。
- プラン
- 議事録、ログ
- 外部から入手したファイル
- 自分作成ファイル
- ツール
Google Driveアプリはサービス終了の噂がありますので、ご注意を。
Evernote
それぞれ無料版のアカウントを作って、メインアカウントとノートブックの共有をしています。 メインアカウントは「プラス」です。
Wunderlist
やりたいことリストの運用については、前回書いたとおり。
テーマカラーを決める
アカウントごとのテーマカラーを決めています。 私は、アイコンの色が似た系統のツールで揃えています(機能的に問題がなければ)。
- メイン:navy
- サブアカ1:green
- サブアカ2:olive
- サブアカ3:maroon
- サブアカ4:yellow
アイコンをつくる
ロゴやアイコンを決めると、雰囲気だけ「それっぽさ」が出ます。 上記のテーマカラーも意識しましょう。 無料で自動生成してくれるサービスがたくさんありますので、好きなものを試してみましょう。 もし画像を使うなら、なるべく著作権に引っかからないようにお気をつけください。
とりあえず本ブログタイトルのロゴを変えてみました。
完成
仕上げに、それぞれのアカウントの名前を決めれば、完成。
ブランディングの作業と言えるのかもしれませんが、やってみると意外と楽しいです。 他人から見たら、全く分かりませんので、これで(インターネット上だけですが)別人格のできあがりです。 あえて言えば、クレジットカードや銀行口座まで使い分けるとよいのでしょうが、いまは特にそこまでの必要性がないのでやってません。
それぞれのアカウントでの活動は、テーマを絞っているので、作業に集中しやすいです。
私の場合はあくまで作業管理のためにやっていることなので、ネット上の発言や人格をアカウントごとに変えるようなことはしていません。 そもそもそんなに器用ではないし。 別にこれでネカマをやりたければやってもいいと思いますよ。
いろいろ書きましたが、最初はサービス・ツールはどれでも良いと思います。 使っていくうちに必要に応じて取捨選択されていきますし、最初は無料版のみを使ってみて、もし容量や機能に不足を感じるようならば、有料版や別サービスに切り替えてもいいと思います。 それだけ、そのアカウントで活動して、なにかを作ったという足跡なので。
私はこれで「やりたいこと」をテーマ別に実行していこうと思っています。 おわり。
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