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木牛流馬が動かない

知っていれば世の中が違ってみえる小さな発見を探しています。といいつつ単に個人メモだったりもします。中の人は、読書・育児・ライフハックが好物の外資系ITメガネ男子です。

Raspberry Pi + Volumio + Synology Disk Station で音楽再生

前回に引き続き、ネットワークオーディオのシリーズ2回目です。 前回はこちらeuphoniumize-45th.hatenablog.com

概要

f:id:euphoniumize-45th:20170524090145p:plain (引用元:volumio、改編:木牛流馬が動かない)

今回はNAS(右上)の音楽ファイルを、Raspberry Pi + Volumioで再生します。

volumioの設定

初めはNASIPアドレスをvolumioに入力するだけかと思ったのですが、 どうやらそう単純ではないみたいです。

そこで、volumioのオンラインヘルプを読んでみました。

すると、まさにドンピシャな記載がありました。 ざっと意訳すると、こんな感じですかね。

Synology と Volumio for Raspberry Pi は共にUnixベースなので、設定はNSF型のファイル共有を使います。

詳細はこちらを参照。: https://ja.wikipedia.org/wiki/Network_File_System

Synology の設定 SynologyのNFSを有効化するためには、Synologyの詳細ガイドに従ってください。(URL略)

このガイドは、素晴らしく詳細に必要なステップを説明してくれます。

最後のNFSルール・コンフィグレーションは、スクリーンショットを見てください。もっとも重要なところは、Squashの設定です。必要なアクセス権限は読込み/書込み。また、Synologyへのゲスト・アカウントのアクセスを無効化するのが賢明であるため、Squashの設定は全ユーザーを admin にマップに設定しなければなりません。

ふむ。 まぁSynology詳細ガイドというのが用意されているので、それに従って設定を進めればよさそう。 NFSがなんなのかWikipediaを読んでもよくわからないので放っておきます。

NASの設定

そのSynology詳細ガイドはこちら。 上記のVolumio DocumentationにあるリンクのSynologyサイトは英語版です。
How to access files on Synology NAS within the local network (NFS)
日本語版はこちら。
ローカル ネットワーク内の Synology NAS にアクセスする (NFS)

で、実際に私が設定した内容がこちら。 f:id:euphoniumize-45th:20170515010943p:plain
マウントしたサブフォルダへのアクセスを許可するにチェックを入れることに注意。

これで設定は完了。
volumioの[Library]画面を見ると、緑色のチェック印とNASの音楽フォルダのパスが表示されています。マウント成功!
思った以上に簡単ですね。 f:id:euphoniumize-45th:20170515010550p:plain

再生

ここまでできたところで、volumioの[Browse]画面を見ると、これまで無かったNASが追加されています。 よし、これでNASの音楽ファイルをプレイリストに登録するだけで、聴けるはず!

と思ったのですが、ここで新たな問題発生。 「NAS」以下にサブフォルダ(アーティスト名、アルバム名)が何も表示されない!! ぐぬぬ

これについては、NAS側のアクセス権設定が不足していたことが原因でした。 以下のように設定したら、volumioの[Browse]画面にNASのサブフォルダもすべて見ることができるようになりました。
(正直、この調査が一番時間がかかった…)

f:id:euphoniumize-45th:20170518052350p:plain f:id:euphoniumize-45th:20170518052353p:plain

一応解説すると、上記のNASの設定で全ユーザーをadminにマップしたのですが、そもそも「全てのユーザー」(というかadmin以外のユーザー)が誰もいなかった(登録してなかった)、というオチでした。

これでプレイリストに登録したところ、ちゃんと再生もできました。ひとまずめでたし。

補足

以下を参照させて頂きましたが、今回の私の環境では、この設定を行うとNASのマウントができませんでした。 yjo-blog.blogspot.jp

まとめ

NASのデジタル音楽ファイルをvolumioで再生しました。 次は高音質化の予定。

Raspberry Pi + Volumio で音楽再生

やりたいこと

一言で言えば、自宅で再生する全ての音楽ソースを同じスピーカーから流したいわけです。 もちろん、追加購入をなるべく抑えて、手持ちの機材でなんとかしてみようと思います。

構成イメージ

とりあえずこんな構成を目指します。 f:id:euphoniumize-45th:20170524090145p:plain (引用元:volumio、改編:木牛流馬が動かない)

各デバイス説明

  • 下段右 : アンプ付ミニコンポ&スピーカー
    • Pioneer製
    • CD再生、FM受信。
    • LINE入力端子とAUDIO入力端子を持ってます。
  • 下段左 : PC/スマホ
    • 現在はUSB オーディオI/F経由でミニコンポに接続してます。音楽再生ソフトはfoobar 2000を使用。
    • 今回使うvolumioは、ブラウザまたはスマホから操作することができます。  既にPCに入れているfoobar2000スマホ対応なので、両方共スマホで操作できるようにしてみます。 
  • 中段左 : 「RaspberryPi + volumio」
    • 今回のキモ。こいつで、デジタル音楽ファイルを再生します。 理想的には、音楽流しっぱでスピーカーさえ電源ONすればいつでも聴けるジュークボックス。
  • 中段右 : DAC
    • 音楽を高音質化してくれるデバイス。まだ持ってないので無視して、RPとミニコンポを直接つなぎます。
  • 上段左 : Storage Device
  • 上段右 : Network Storage
    • いわゆるNAS。これにデジタル音楽ファイルを保存します。今回はまだ使いません。

Raspberry Pi とは

通称ラズパイ(以下、RP)。 超安価のPCとして結構話題になっています。 (と思っていたんですが、自分の周囲はほとんど誰も知りませんでした。最近やっと知られてきた感じですかね)。

お手軽にLinuxのPCとしてを使えるだけでなく、いま話題のIoTで他の機器と接続することも(専門知識のある人なら)簡単にできます。

ちなみに、私はラズパイを2台購入しました。PC用(RP3)と音楽用(RP2)。それでも合計1万円以下という驚きのコスパ。ケーブルやらなんやらで多少超えますが、電器屋で売ってるPCやオーディオ機器と比べると桁違いです。

さて、ミニコンポとの接続ですが、上記図のRP向けDACを持っていないので、まずはアナログ接続です。 RPのステレオミニジャックからミニコンポのAudio入力へ繋ぎます。 これで、ひとまず音は出ました。気になる音質については後述。

今回やりたいこと

そんなラズパイですが、音楽再生専用機器としても使うことができます。 これまでPCとiTunesが必須だったデジタル音楽ファイルの再生が、PCを立ち上げることなく可能になるわけです。

今回は、RPに挿してあるSDカード(上の図でいう左上のStorage Device)の音楽ファイルを再生します。

Volumio

Raspberry Pi そのままでも音楽再生はできるのですが、音楽再生に特化したOS (Distribution)に入れ替えることで、いろいろ捗ります。

今回使ったのは、Volumio (version 1.55)。

volumio.org

音楽用に特化しているので余計なノイズも減らすことができます。

まずは、音楽ファイルを、RPローカルのlocal.volumio\\USB Musicフォルダへコピー。 WindowsエクスプローラでOK。 これでRPのSDカードの空き領域に保存されます。

ブラウザでlocal.volumioにアクセスして、保存した音楽ファイルをプレイリストに登録します。

f:id:euphoniumize-45th:20170518133212j:plain

これでめでたく再生できました。

f:id:euphoniumize-45th:20170518133103j:plain

スマホからも操作できました。

今後の予定

今回はここまで。
これまで使っていた自作PCは、CPUの負荷が高いときに音にノイズが乗ることが多く、いろいろ調べても解消しなかったので、 今回のRaspberry Pi + Volumioでかなり快適な音楽ライフが実現できそうです。 音質もそう悪くはないです。クラシックとかジャズをガッツリ聴くなら少し苦しいかも。

最終的には、↑に示した図をすべて再現することを目指しますが、 次にやりたいのはこんな感じ。

  • 自宅LAN内にNASを設置し、音楽ファイルは全てNASに入れる。RPからNASのデジタル音楽ファイルを読み込んで再生。
  • RPにDACを接続して高音質化 (できればハイレゾ対応)
  • MPD はSqueeze boxも試してみたい。

ゆるゆるやっていきます。

Markdownのすすめ

最近は、仕事も趣味もこのブログも、すべてMarkdownで文章を書いてます。
今更感もありますが、簡単にまとめておきます。

Markdown記法とは?

文章の見た目を簡単にキレイにするための書き方のルールです。 HTMLを記述するための軽量マークアップ言語、というらしいです。 テキストに簡単な記号をつけるだけで、見出しや文字強調、表(テーブル)などを含んだ、見栄えの良いテキストを作ることができます。 普通のテキストエディターで見ると当然そのままですが、 Markdownに対応したエディターで見ると、自動的に整形してくれるようになります。

例は、こちら等を参照ください。 www.markdown.jp

Markdownには、HTMLのように小難しい構造やタグはなく(使えますが)、 覚えやすい記号をテキストに付けるだけで見た目を整形してくれるので、非常に使いやすいです。

MarkdownがHMTLと比べて最も優れているのは、まさにこの点です。

ソースとなるテキストをほぼ汚さないため、ソースのままでも簡単に読み書きができる、ということ。 テキストとして読むときも、邪魔にならないし、記号は覚えやすいから書くときも、簡単。

これは生産性の観点からも、ポイント高いです。

Markdown開発者について

余談ですが、このエントリーを書くときに調べてて知ったこと。 このMarkdown言語は、生産性といえば知らない人はいない、かのアーロン・シュワルツ が開発に携わったとのこと。 道理で使いやすいわけです。

我々が電子メールで画像を送ることができるのも、RSSフィードでブログの更新が追えるのも、彼の功績。 他にもいろいろな活動をしていた方なので、調べてみるとなかなかおもしろいと思います。

エディターが大事

さてそんなMarkdownですが、前述のような見栄えのよい表示を得るためには、Markdown専用のエディターが必要です。 本当に様々なエディターアプリがあるのですが、私が試したものをいくつか紹介します。

個人的には、シンタックス・ハイライトを重視してます。 ソースコードを言語ごとのキーワード等で色付けしてくれる機能のことです。

Marxico

marxi.co

Markdownはこれ一択。と言いたいくらい使いやすいです。 使い方はググってください。

見た目がキレイなので、捗っている気分になります。

シーケンス図やフローチャートも書けるのはスゴイ。 qiita.com

しかし残念ながら、手放しでオススメしきれない注意点が3つ。多い。

1つは、Evernoteとの連携。
Evernoteアカウントでログインすると、Marxicoで作成した文書は、Evernoteのノートとして自動的に同期してくれるんですが、 Evernoteから見えるのは整形済の文書のみです。 つまり、Evernoteから文書を閲覧することはできますが、Markdownとして編集することができないのです。
しかし、これは決してマイナスではないと思います。 なぜなら、Evernoteは作業場ではなく、アーカイブのための場所だからです。

2つ目は、課金。
無料利用期間は数日で終わるため、一部機能に使用制限がかかります。課金は必ずしも必要なく、そのままでも使えるには使えるのですが、上記のEvernoteへの共有ができなくなるのです。 Evernoteが課金ユーザー(プレミアムorプラス)であっても、関係ないようです。まぁ当然っちゃ当然。 費用は、年間4,000円程度。手が届く微妙なラインが憎たらしい。

とはいえ、課金しなくても、Evernote連携さえしなくても、ファイルとして保存することはできます(.md/.html/.pdfに対応)。 しかし、なんとも不便なことに、Marxicoでそのファイルを開くことができないんです。これが3つ目の注意点。

この3点のために、まだ課金しないで、だましだまし使ってます。
でも、「書く」ことに限れば、Marxicoが一番書きやすいんだよなぁ…

Notepad++

一応ほかのエディターも紹介しておきます。 Notepad++は、汎用・万能のテキストエディター。弊社のPCのデフォルトエディターです。 専用プラグインを入れれば、Markdownシンタックスハイライトやプレビューもできます。

qiita.com

使い勝手は悪くないんですが、1つ問題があります。 Notepad++のアップデートが走ると(割とある)、プラグインが無効化されてしまうんです。 その度にプラグインの入れ直しが必要になります。

私はこれが面倒なので、Notepad++でMarkdownを書くのは断念しました。

Visual Studio Code

microsoft製の、ソースコード記述用のエディターです。 使っていくと意外と便利です。 ソースコードだけでなく、VS CodeでMarkdownも書いちゃえばいいんじゃないでしょうか。

ただし、インストール直後は、何をどうすれば良いのかイマイチわかりにくい。 なぜかというと、最初はほぼ何の機能も入っていないから。 スマホと同じように、必要に応じて機能(プラグイン)を入れていく、という使い方になります。

どのプラグインを使えばよいか最初はわからないので、まずはダウンロード数の多いものを試してみましょう。 もし使いにくければ次を試す、といった感じで、自分にあったものを探していきましょう。

個人的には、最近はPythonを書くことが多いのですが、VS codeなら記述も実行もできるのがウレシイ。 Markdownでの文書作成もPythonプログラミングも同じアプリでできる(しかも動作が軽い)というのは、重宝します。 仕事ではVS codeを使うことが多いですね。

VS codeは便利なのは間違いないですし、ツールは自分でカスタマイズしてなんぼとはいえ、 ITに詳しくないと自覚のある人には、若干ハードルが高いかもしれません。 (だから今回もあえて詳しい説明を省きました)

まとめ

この他にも、atomやらなにやらメジャーなものはだいたい試しましたが、ネットの評判の割に、どうにもパッとしませんね。

そもそもMarkdown自体がキッチリ固まった仕様ではないために、エディター(によって使える機能)にも一長一短があるようです。

となると、個人個人が自分に合ったエディターを選ぶことが重要かと思います。 若干面倒ではありますが、これが面白いところでもあります。

私個人としては、Markdownを「書く」だけなら、やっぱりMarxicoを選びます。 無料期間だけでも試す価値はあります。

しかし上にも書きましたが、やはり保存・共有がネック。 いまはOneDriveに.mdファイルで保存してますが、もう少し工夫が必要かな。 なにか良い方法があればお知らせください。

参考

nelog.jp

github.com

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ちょっと外出編

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