木牛流馬は動かない

テクノロジーや気付きによる日常生活のアップデートに焦点をあて、個人と世界が変わる瞬間に何が起きるのかを見極めるブログ。テーマは人類史、芸術文化、便利ツール、育児記録、書評など。

木牛流馬は動かない

読書リスト 2017冬版

しばらく更新してませんでしたが、集中して本を読みたい時期でした。

虚構推理(5)

原作 城平京 作画 片瀬茶柴

★★★★☆

ついにクライマックスの始まり。様々な条件が絡み合う困難極まる課題に対して、主人公が解決を提示します。 その数なんと4つ。

なんといっても一番厳しい条件が、インターネット越しの不特定多数の「期待」に沿った内容でなければならないこと。それは必ずしも真実である必要はなく、「それっぽく」て「おもしろければ」勝ち。いかにも現代的な、曖昧なものです。

これを制御するなんて無理と思いますが、できるんです。まぁチート的「必殺」技なのが若干残念ですが、これは仕方ないか。

本巻では2つ目の解決までが提示されます。3つ目からは次巻。追いつくなら今ですよ。

amzn.to

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