木牛流馬は動かない

テクノロジーや気付きによる日常生活のアップデートに焦点をあて、個人と世界が変わる瞬間に何が起きるのかを見極めるブログ。テーマは人類史、芸術文化、便利ツール、育児記録、書評など。

木牛流馬は動かない

読書リスト 2017冬版

しばらく更新してませんでしたが、集中して本を読みたい時期でした。

虚構推理(5)

原作 城平京 作画 片瀬茶柴

★★★★☆

ついにクライマックスの始まり。様々な条件が絡み合う困難極まる課題に対して、主人公が解決を提示します。 その数なんと4つ。

なんといっても一番厳しい条件が、インターネット越しの不特定多数の「期待」に沿った内容でなければならないこと。それは必ずしも真実である必要はなく、「それっぽく」て「おもしろければ」勝ち。いかにも現代的な、曖昧なものです。

これを制御するなんて無理と思いますが、できるんです。まぁチート的「必殺」技なのが若干残念ですが、これは仕方ないか。

本巻では2つ目の解決までが提示されます。3つ目からは次巻。追いつくなら今ですよ。

amzn.to

外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣

竹下雄真

★★★★☆

これまでも私は身体が疲れたときは、自然にヨガのポーズをしていたみたいです。 習慣にするためのモチベーションつくりに良い本かと思います。 すでにレビュー済なのでこちらをどうぞ。

外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣

外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣

POLAR EXPRESS

主演 トム・ハンクス 監督 ロバート・ゼメキス

★★★★☆

本ではなく映画ですが。
2004年公開の、トム・ハンクス主演のフルCGアニメーションです。 監督と音楽が『Back to the future』のスタッフなので気になってはいましたが、見逃していました。

たまたまAmazon Prime Videoで見つけたので観てみたのですが、期待外れなストーリーと期待以上のクオリティでした。さすがゼメキス監督。 これは映画館で観なかったのが悔やまれます。

スティーブズ (6)

作画 うめ 原作 松永肇一

★★★☆☆

最終巻。私はどちらかと言えばmicrosoft派なので、ビル・ゲイツを応援したくなりました。

iPhoneがどれだけ先進的なプロダクトだったのか、わざわざ言うまでもないことですが、発売当時の様子としてはこちらが分かりやすいです。 mw.nikkei.com

スティーブズ(6) (ビッグコミックス)

スティーブズ(6) (ビッグコミックス)

Betas

★★★☆☆

これも本ではなくドラマですが。Amazon Prime Videoで見放題だったので、英語の勉強兼ねて。 ベンチャーを立ち上げて第二のザッカーバーグを目指す若者たちの、奮闘やらプライベートやらのドラマ。テンポ感がよいのでサクッと観れます。シリコンバレーのリアルな文化を(描いているなら)知れるのが収穫。

https://www.amazon.co.jp/ベータス-字幕版/dp/B00MF7DBCK

超一流の雑談力

安田正 ★★☆☆☆

まったくもって鍛錬を怠っている分野なので。事前のイメージトレーニングが大事みたいですね。 ふーん、って感じ。

超一流の雑談力

超一流の雑談力

亜人ちゃんは語りたい

ペトス

★★★☆☆

今期アニメのマイベストはこれ。 『涼宮ハルヒの憂鬱』と『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』を混ぜたような感じ。 普通の日常アニメですが、マイノリティのもつ悩みといった、下手に踏み込むと悲愴になりかねないテーマを含みつつも、明るく軽快に描きます。

[KU] BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女 上・下

山本弘

★★★★☆

ビブリオバトルとは、読んだ本を紹介しあい、聴衆に「読みたい」と思わせれば勝ち、という知的書評合戦のこと。 SF好きとしては、出てくる作品と作家名が結構知ってるものがあり(未読も多いですが)、それだけで興奮しちゃいますね。 とりあえず本作に出てきた本を5冊ほどポチりました。

最も共感したのは、古今東西あらゆる作品と作者への経緯と、それを好きになり突き詰めている者(現在進行形)がもつ孤独感。

シリーズもののようなので次も読みたい。

[KU] 0歳から5歳の幼児教育

苫米地英人

★★★☆☆

育児書なんてこれまでほとんど読んでませんが、そろそろ上の子が5歳になることに気づき、教育について少し考えたいと思い、読んでみました。 著者の本はこれまでも何冊か読んでいるので、視点を変えているものの内容的に目新しいものはない印象。

0歳から5歳の幼児教育

0歳から5歳の幼児教育

[KU] マンガでわかる!音楽理論

侘美 秀俊

★★☆☆☆

音楽理論は一時期独学してたので、内容はすべて知ってることでした。 マンガはチラッと載っていますが、初学者はまずマンガだけでは分からないですね。

マンガでわかる! 音楽理論

マンガでわかる! 音楽理論

人工知能は人間を超えるか - ディープラーニングの先にあるもの

松尾豊 ★★★★★

日本随一の人工知能研究者による入門書。 技術がどこまで発達しているか、これからどうなるのか、といった(人工知能への期待が大きいだけに)世間の誤解を生みやすいところを中心に非常に明快に解説。 ディープラーニングの仕組みは概要だけ知ってましたが、かなり詳しく(でも一般人向けに)書かれています。 数年前の出版ですが、今でも学ぶところは多い本です。テクノロジーに直接関係ない(と自分では思っている)人でも、未読なら読むべきでしょう。なぜなら、人工知能は社会にすでに溶け込み始めているからです。

この世界の片隅に

★★★★☆

話題のアニメ映画の原作です。 映画は残念ながら観ていません。おそらくですが、映画という半強制的な時間の流れでじっくり観たほうが感情移入しやすいのかも、と思いました。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

[KU] 図書委員の神木さん

★★☆☆☆

Kindle Unlimitedで見つけた短編ライトノベル。目立たないけど青春な感じがいいですね。

良い質問をする技術

良い質問をしたいんです。 質問について整理はされましたが、自分の仕事に落とし込むのが難しいんですよね。。。

★★★☆☆

https://www.amazon.co.jp/dp/B01LZXY4YK

サピエンス全史

★★★★★

まだ読んでる途中ですが(1/3くらい)、10ページも読むまでもなく、★5個です。 こちら↓のエントリーを面白いと思ってもらえる人なら、絶対おすすめ。ページ数はありますが、まったく重たくないです。

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

読みたい本が多すぎて、時間が足りない!