20年後の未来を垣間見る / 書評『2035年の世界』
著者により数年おきに刊行されている「極めて私的な未来予測本」の2035年版。 前作は『デジタル日本人』(1997年)。 本書の出版が2014年末なので、2035年は「20年後」です。いったい約20年後は、どのような世界になっているのでしょうか?
「とてつもない変化は、世界のどこかでもう始まっている。」
- 作者: 高城剛
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/10/31
- メディア: Kindle版
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★★★☆☆
概要
世界中を飛び回り、社会問題や最新テクノロジーを各界の第一人者や研究機関に直接話を聞きに行く著者が、その情報をまとめて未来予測本としてまとめました。 1つ1つのテーマは2~3ページ程であっさり触れるのみ。しかし、これが100個並ぶと、未来の景色がすこし身近に見えてきます。
テクノロジーや社会などニュースやネットなんかで言われている内容も多々含まれていますが、本書の特徴はそれを元に「未来の生活」を描くこと。
個人的に気になるトピックだけピックアップして紹介したいと思います。
- 概要
- 身体科学
- 移動
- ライフスタイル
- 健康
- 身体改造
- マスから個へ
- 「電源が入っていないか、電波の届かない場所に…」
- リスク
- 政治
- 世界政府
- 成長しない世界
- アジア
- 経済
- 環境
- まとめ)
- 参考